10月23日の配信終了を控えた最終セール
『Leisure Suit Larry - Wet Dreams Don't Dry』は、1980年代の価値観を引きずった主人公ラリーが現代のデジタル社会でデート相手を探して奔走する、ポイント&クリック形式のコメディ柄アドベンチャーです。本作は2018年11月7日に配信されました。開発を手がけたのはCrazyBunch、販売はAssemble Entertainmentです。
ストアでの販売終了が決まりました。Steam公式アナウンスにより、本作および続編が2026年10月23日をもってSteamストアから削除されると告知されています。これに伴い、最後の割引セールが行われています。通常価格3,499円のところ、95%オフの174円で購入可能です。セール終了日はストア削除と同じ10月23日。IsThereAnyDealの記録と照合しても過去最安と同額で、これまでで最も安く手に入る機会を迎えています。
2Dカートゥーンで描かれる現代のドタバタ劇
舞台はスマートフォンやマッチングアプリが普及した現代世界。プレイヤーは80年代の価値観そのままに目覚めたラリーを操作し、女性たちへのアプローチを重ねていきます。画面内の気になる場所や人物をクリックして調べ、手に入れた道具を組み合わせて道を切り開くクラシックな進行が土台です。フルコントローラサポートに対応しており、マウス操作以外でも遊べます。
下品で軽妙な会話が全編を彩ります。性的なジョークを交えたやりとりが絶え間なく続き、レトロな雰囲気と現代のネット文化の落差が笑いを生み出す仕掛けです。画面を彩るカートゥーン調のグラフィックも鮮やかで、往年の名作アドベンチャーの雰囲気を現代風の作画で再構築しています。
ユーモアの評価と不自然なパズルへの指摘
Steamのユーザーレビューは1,912件中86%が好評で、「非常に好評」を獲得しています。評価されているのは、作品を包む空気感の再現度やユーモアの切れ味です。登場人物の台詞に命を吹き込む声優の演技や、細部まで描き込まれた綺麗なビジュアルが高く評価されています。
パズルの導線には難があります。謎解きの難易度が高いうえに発想が不自然で、理屈に合わないアイテムの使い方を試行錯誤させられる点が指摘されています。目的の品を探すために画面をくまなく探すピクセルハントや、複数の場所を何度も行ったり来たりする移動の手間も挙げられています。
言語の壁には注意が必要です。本作は日本語に対応しておらず、テキストも音声も外国語のみで進みます。外部の翻訳ツールがうまく動作しないという報告も寄せられており、英語のジョークやスラングを自力で読み解く姿勢が前提となります。
