静かな恐怖と激しいアクションが同居する最新作
『BIOHAZARD requiem』は、ゾンビが徘徊する極限状態からの脱出を図るサバイバルホラーアクションです。カプコンが開発を手掛け、2026年2月26日にシングルプレイヤー専用タイトルとして配信されました。
Steamのユーザーレビューでは187,946件中96%の支持を集め、「圧倒的に好評」を獲得しています。通常価格8,990円のところ、11月3日までは30%オフの6,293円で購入可能です。
評価を支えているのは、背筋が凍るようなホラー体験と、敵をねじ伏せるアクション性のバランスです。単に逃げ回るだけでなく、状況に応じて立ち回りや手応えが変わる構造が高く評価されています。
立ち回りが一変する2人の主人公
操作キャラクターによって体験の質が変わります。
気弱な女性主人公のパートでは、不気味な挙動を見せるゾンビの視線を盗みながら慎重に行動します。武器の扱いに長けていないため、物音を立てずにやり過ごす判断が命運を分けます。暗闇から現れる異形の存在から隠れ続ける緊張感が、プレイヤーの神経をすり減らします。
一転して、レオンを操作する場面では攻撃的な戦闘が幕を開けます。銃撃で敵の体勢を崩し、怯んだ隙に強烈な体術を叩き込んで周囲のゾンビを一網打尽にする爽快感が待っています。怯えながら逃げ隠れる時間と、鍛え上げられた技で脅威を排除する時間の落差が、一本のゲームの中で強い抑揚を生み出しています。
限られた物資のやりくりと探索の緊張感
物資の管理はシビアです。所持品枠には厳しい上限があり、回復薬や弾薬を抱え込むと探索で拾った重要な鍵やアイテムが入らなくなります。何を持ち込み、何を現地で拾うのか、インベントリを開くたびに取捨選択を迫られます。
入り組んだ建物内を歩き回り、施錠された扉を開けるための道具を探し出す手順には、初代作品を思わせる懐かしい演出やシリーズファン向けの仕掛けが組み込まれています。先の見えない角を曲がる不安を抱えながら、見取り図を頭の中で組み立てていく古典的なサバイバルホラーの醍醐味が息づいています。
光の反射まで緻密に描かれる次世代のビジュアル
映像表現の高さも多くのプレイヤーを惹きつけています。パストレーシングを有効にすることで、湿り気を帯びた廊下の床や壁面に光源が複雑に反射し、陰影が際立つ空間を生み出します。
暗がりの中に浮かび上がるクリーチャーの質感や埃の漂う空気感まで緻密に描かれ、その場に閉じ込められたかのような臨場感をもたらします。恐怖を演出する映像技術と初代から受け継がれる骨太な探索体験が、現代のホラーアドベンチャーとして結実しています。
