『Layers of Fear (2016)』歪む館を歩く。90%オフの198円

セール-90%Layers of Fear (2016)
Layers of Fear (2016)

プレイヤーレビューのまとめ

視点の変化や現実が歪んでいく不気味な演出が特徴の、心理描写を重視したホラーゲームです。戦闘やチェイスがなく、屋敷の中を探索しながら物語を進めるスタイルが評価されています。

評価されている点

  • 空間が刻々と変化する優れた視覚演出
  • 不気味な空気感を高める音楽と効果音
  • 戦闘やチェイスがない探索重視のゲーム性
  • 心理描写の描き方が秀逸

指摘されている点

  • 終盤にかけてパターンが単調になりやすい
  • 恐怖演出の多くがジャンプスケアに頼っている
  • 全実績の解除に手間がかかる

過去最安タイとなる198円でセール中

自らの最高傑作を仕上げようと取り憑かれた画家となり、形を変え続けるビクトリア朝の洋館を探索する一人称視点のサイコホラーです。

通常価格1,980円のところ、10月25日までは90%オフの198円で購入できます。IsThereAnyDealの記録によると、この198円はSteamにおける過去最安値と同額であり、これまで観測された価格のなかで最も安い水準です。

開発を手がけたのはBloober Team SAで、配信日は2016年2月15日。Steamのユーザーレビューでは27,795件のうち88%から支持を得ており、「非常に好評」の評価を獲得しています。

振り返るたびに間取りが狂っていく屋敷

探索の舞台となるのは、嵐の夜に静まり返った広大な屋敷です。プレイヤーは暗がりの中で部屋をくまなく歩き回り、散らばる断片的な情報を集めていきます。

視線を動かすだけで現実が歪みます。さっきまで行き止まりの壁だった場所にいつの間にかドアが出現したり、通り抜けてきたはずの廊下が振り返った瞬間にまったく別の通路へすり替わっていたりと、空間認識を激しく揺さぶる演出が次々と繰り出されます。

アトリエのキャンバスに向かって絵を描き進めていくうちに、周囲の部屋のレイアウトそのものがリアルタイムに変形していきます。主人公の狂気と屋敷の異変が重なり合う光景を、一人称視点で直に目撃していく構成です。

戦闘や追走を排した純粋な探索と心理描写

怪物との戦いは発生しません。本作には武器を手にして敵を倒す戦闘や、怪異から逃げ惑うチェイスといったアクション要素がなく、屋敷の奥へと足を進める探索そのものに集中できます。

プレイヤーの評価を集めているのも、空間が刻々と変貌していく卓越した視覚演出と、不気味な空気感を際立たせる音楽や効果音の組み合わせです。画家の内面が崩壊していく過程を描く心理描写の鋭さが、静けさの中でじわじわと恐怖を積み上げていきます。一人で物語と邸宅の異変に向き合えるシングルプレイヤー作品です。