町をアスファルトで埋め尽くす
素朴な町に車社会を押し付け、敷地を買い取って巨大な駐車場を築き上げる経営シミュレーションです。
目的は自動車業界の利益を最大化すること。住民にプロパガンダを仕掛けてクルマ通勤の必要性を信じ込ませ、不要になった住宅街を解体してパーキングスペースへと変貌させます。車を買わせたうえで駐車料金まで徴収し、得た資金でさらに土地を買い占めていく仕組み。資本主義の身も蓋もない一面を前面に出した設定が貫かれています。
画面は1990年代を思わせるアイソメトリック視点のドット絵。軽快なBGMが流れる穏やかな見た目とは裏腹に、行っているのは町をアスファルトで塗りつぶす強引な再開発です。油くさいビジネスに気付いて反発してくる住人には、警察を動員して対処しながら敷地を広げていきます。
警察の采配と視認性に課題も
配信直後から熱い反応を集めています。Steamのユーザーレビューでは、1,116件中97%が好評とする「圧倒的に好評」を獲得しました。皮肉の効いたブラックユーモアと、町を少しずつ自らの駐車場で浸食していくゲームループの面白さが高く評価されています。レトロなグラフィックと心地よいBGMの組み合わせも好評です。
一方で不満点も挙がっています。指摘されているのはシナリオ数の少なさ。早期アクセス開始時点では選べるシチュエーションが限られています。また、住人の不満を抑える警察の指示や管理が細かく、操作が少し面倒に感じられる点も挙げられました。駐車場を増築した際に、屋根の下にある区画が見づらくなる視認性の悪さも改善点として挙げられています。
10月23日まで記念セールを実施
開発は始まったばかりです。
開発のHilkojj Interactiveと販売のMicroProse Softwareは2026年10月9日に早期アクセス配信を開始しました。公式アナウンスによると、今後はプレイヤーからのフィードバックをもとにアップデートを重ね、正式リリースを目指す方針が示されています。
価格は定価2,400円のところ、10月23日まで発売記念セールとして10%オフの2,160円で販売中。一人でじっくりと町を買い占めていくシングルプレイヤー専用の作りです。
